全国書店を渡り歩く担当営業マンのフェア店リポート

宮城県の北東部に位置する石巻市。ここ、石巻で一番大きい書籍扱い面積をほこる書店が、本日おじゃました金港堂 石巻店さんです。

金港堂さんは明治43年創業、今年の11月に満112周年を迎える老舗書店。（グラフィック社の創業60周年の2倍近い年数……大先輩だ……汗）
東京の教科書出版社、金港堂さんからのれん分けをして創立した書店だそうです。

この石巻店さんは石巻市蛇田駅から徒歩6分、また石巻バイパス沿いにあり、大きな駐車場が併設されていますので、電車でもクルマでも便利な立地となっています。

「グラフィック社60周年フェア」は芸術書の棚で展開してくださいました。
ありがとうございます！
芸術書担当のスタッフ、熊谷さんからは「『ちいさな手のひら事典シリーズ』がとても可愛くて一推しです!!」というお言葉をもらいました。
本書↓も「60周年の60冊」に選ばれています！

ちいさな手のひら事典 ねこ

わたくし、藤井がこちらの担当になってはや13年。
東日本大震災の日、ちょうどこちらに営業でおじゃましたのですが、そのすぐ後にあの大地震がありました。店内にも津波が押し寄せ、本は全滅……その後スタッフさん総出で棚から落ちた本や、泥の片付け作業、さらにその後の消毒をして約一ヶ月後にお店をオープンできたということでした。大変な状況からの店舗の再開、そして今に至るまで、金港堂さんは地元の方たちと一緒に歩んでいるんだなあと感じます。

さて、石巻には石巻港があり、毎日新鮮な魚が水揚げされています。
その美味しい魚と、いま一番のお気に入り「日高見」という地酒のペアリングが最高なので、最近それが、営業の後のお楽しみになっています!!

フェア開催時期：2022年4月中旬〜トートバッグがなくなり次第終了（7月上旬ごろ）
所在地：宮城県石巻市蛇田金津町15-1
電話番号：0225-94-0088
http://www.books-kinkodo.co.jp/